おきなわに伝わる島みかん
放たれる香りの粒は
夜空を彩る星々のようにきらめいています
それはまるで
深いやすらぎへ誘うアロマの宇宙
穏やかにときを刻み
涼やかな心へと旅立たせてくれます
山と森林が連なる沖縄本島の北部地域を、
地元では「山原(やんばる)」と呼んでいます。
貴重な動植物の宝庫で固有種も多いことから、
「東洋のガラパゴス」と称されたりもします。
カーブチーの古里もガラパゴス。
豊かな山原の自然に囲まれ、
澄みわたる空気と光を浴びて育ちました。
沖縄原産の柑橘
「カーブチー」
について
沖縄はかつて独立国でした。琉球王国時代(12~17世紀)から今に伝わる貴重な在来種がカーブチーです。
王国以前の来歴は解明されておらず、カーブチーがいつ、どのように伝えられたのか多くの謎に包まれています。
カーブチーは沖縄本島北部の限られた山野でのみ栽培されています。
オキネシアでは生産農家と連携して、病気に強いカーブチーの良さを生かし農薬や化学肥料に頼らない自然農法を推進しています。
沖縄県本部町伊豆味(もとぶちょういずみ)は豊かな自然と山々に囲まれた島みかんの産地。
カーブチーなど希少在来種をはじめ、さまざまな柑橘類を「伊豆味みかん生産組合」の皆さんが守り育てています。
【原料】希少柑橘カーブチーの果皮を100% 使用しています。
【製法】水蒸気蒸留で高品位かつ安定した精油を抽出しています。
【香り】奥深い清涼感と力強いシトラスの香りが特徴です。
【成分】大学との共同研究によりリラックス効果が期待できます。
【光毒性】含まれておりません(フロクマリン・フリー)
光毒性(ひかりどくせい)とは、柑橘系などある特定の精油をつけた状態で紫外線に当たると、お肌にダメージを起こす作用です。具体的には、シミ・やけど・痒み・発疹などといった症状が出ます。
光毒性をもつ代表的な精油としてベルガモット、アンジェリカ・ルート、レモン、グレープフルーツなどがあります。本カーブチー精油は、光毒性(フロクマリン)が抽出されない水蒸気蒸留法で採油しております。アロマテラピーやボディケア製品・フレグランスなど、さまざまな美容シーンで安心してご利用いただけます。
カーブチー 精油は、アロマテラピー用のエッセンシャルオイルのほか、化粧品や石鹸など各種香粧品の原料(天然香料)としても幅広くご利用いただける素材です。
弊社では、今後お客様のニーズにお応えできるよう、少しずつラインナップを整えて参ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
2016年9月、沖繩本島北部の山あいに蒸留工場が完成しました。 新工場の目印は建物正面のガラスブロックです。沖縄の伝統的な織物柄「ミンサー」をモチーフにデザインしました。緑色がカーブチー、黄色がシークワーサー、オレンジ色がタンカンを表しています。
わたくしたちは、澄みわたる空気と自然に囲まれた静かな場所で、精油の一滴一滴に感謝を託しながら丁寧に蒸留しております。
1962年創立。学祖は北里柴三郎医学博士。
東洋医学の総本山として知られる「北里大学東洋医学研究所」を構内に有します。
オキネシアは「カーブチーの高付加価値利用」のテーマで経済産業省、農林水産省の「農商工等連携事業」に採択されました。(2009年)
以来、北里大学薬学部のご協力を頂きながらカーブチーの成分分析や精油の有する薬理作用について共同研究をおこなっております。
カーブチーのもつ鎮静効果と睡眠導入効果が明らかになりました。
沖縄の代表的ハーブ「月桃(ゲットウ)」の粉末にカーブチー精油をブレンド。 すべて植物由来の素材だけで仕立てた渦巻き型のお香を開発。
特産品コンテストにて
カーブチー精油をベースに、シトラス系オーデコロン3種を開発。
特産品コンテストにて
カーブチー精油をベースに、シトラス系オードパルファム1種を開発。
カーブチー精油をベースに、シトラス系ルームフレグランス4種を開発。